観光協会からのお知らせ

【開催報告】国上山エコトレッキングツアー第2弾

観光協会からのお知らせ
2020/5/26

5月24日(日)、国上山にてエコトレッキングツアーを開催しました。
今回のテーマは「里山の楽しみ方教室」。コースは国上寺本堂脇の登山道から山頂への往復コースです。
少人数の班に分かれ、マスクの着用を促すなど、感染症予防対策を行ったうえで実施しました。

 
花のシーズンの終わった山は、木々が葉を出し、登山道も新緑のトンネルに覆われています。
日差しが強く気温も夏のように高い日でしたが、山に入ると葉が陽を遮り、時折心地の良い風が吹き抜けます。


このトレッキングツアーでは、毎回、里山花とみどりの会のガイドさんがレジュメを用意してくださいます。
今回は、国上山で見ることのできる葉っぱがイラストで紹介され、その木の特徴や役割などの説明を聞きながら山頂を目指します。


国上山の樹木で外すことのできないのがブナです。海抜の低い海岸の山地には、まとまったブナの林はほとんど見ることができず、低地に残る国上山のブナ林は、県の天然記念物にも指定されています。


種類は多くないですが、ガクウラジロヨウラクやヤマツツジの花なども見られました。

 
ガイドさんからこれだけは覚えて帰ってほしいと紹介されたのがウルシ。
触るとかぶれる場合があるので注意が必要。国上山には、写真のヤマウルシと、ツタウルシが生息しています。

 
約1時間半かけて山頂に到着(通常は30分程度で登れます)。
五月晴れの気持ちのいい天気だったためか、山頂は家族連れなどで賑わっていました。


登るときには気づきませんでしたが、下山途中に寺泊方面に開けた景色が広がり、今日は佐渡島も見えました。

ご参加いただいた皆さんありがとうございました。

国上山遊歩道(登山道)は現在、改修工事を行っているところがありますので、足元に十分注意して登山をお楽しみください。
遊歩道工事のお知らせ