【開催報告】国上山エコトレッキングツアー第4弾
11月10日日曜日、国上山にてエコトレッキングツアーを開催しました。
今回のテーマは「国上山の紅葉」。ビジターサービスセンターを出発し、幸八山展望処や通称紅葉の谷と呼ばれるスポットを巡るコースです。
国上山の紅葉はモミジばかりではなく、カエデなど様々な葉が色づき、自然の紅葉美が楽しめるのが特徴。
この日の見どころのひとつの幸八山展望処付近は日当たりが良く、黄色や赤に色づいた木々が多く見られました。
▲紅葉のトンネルのようになっているところも!
▲ヤマウルシも紅葉していました。※触れるとかぶれる場合があるので注意が必要
今回のレジメは紅葉を中心とした内容で葉っぱの写真もあり、拾った落ち葉がどの木の葉っぱなのか確認できました。
エコトレッキングツアーでは毎回、ガイドの里山花とみどりの会の皆さんがテーマごとに作成くださる小冊子を配布。
家に帰ってもトレッキングの内容を思い返せるので、参加者の方々から大変好評です。
紅葉以外の見どころも教えていただきました。夏には白い花が楽しめるナツツバキ。この季節は木の幹の古い樹皮が剥がれ落ちるのが多い時期。褐色の木肌と古い樹皮とで、まだら模様の美しい木肌を見ることができます。
アキノキリンソウやアズキナシの実なども観察できました。
ご参加いただいた27名の皆様ありがとうございました。
今年の国上山の紅葉は、きれいに色づいた木がある中でも、夏の猛暑と先月の台風による強風や塩害の影響か、色づく前に葉が落ちたり、まだらに変色してしまった木もあり、見頃を過ぎ落葉が始まっています。
▲例年真っ赤に色づくモミジの木ですが、まだらになっています。
次回のエコトレッキングツアーは2020年1月26日(日)テーマは「冬の国上山」です。
1ヶ月前より参加者受付開始予定です。
詳しくは、国上山エコトレッキングツアーのページをご確認ください。