米納津隕石落下地記念碑

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天保8(1837)年6 月11 日(旧暦。西暦で7 月13 日)の夕方、米納津隕石は蒲原郡富永村(現在の燕市富永)に落下したと伝えられています。人々は隕石の落下に驚き、恐れましたが、時に祭礼日の見世物にしたり、薬になると思って削って飲んだこともあったようです。
隕石は、富永村で長らく保管していましたが、明治32(1899)年に帝国博物館に出展されました。このとき、当時の村名をとり「米納津隕石」と呼ばれ、広く知られるようになりました。
隕石の重さは31.65 ㎏あり、1 個体の隕石としては全国第3 位の重量をもつ貴重な隕石です。

現在、米納津隕石は東京の国立科学博物館で展示されていますが、燕市では、そのレプリカを長善館史料館で見ることができ、落下地には記念碑があります。


【問い合わせ先】
燕市教育委員会 社会教育課 ℡0256-63-7002